プロフィール
一頭のオスと数頭のメスとその子どもからなる群を作ります。メスの子どもは大きくなっても群れにとどまりますが,オスの子どもは群を追い出されオスだけの群を作り,他の群れのオスと戦ってメスを獲得し自分の群を作ろうとします。天敵のライオンやブチハイエナなどは色を識別する能力が低く,シマウマのシマが草原の模様や他の個体のシマと同化し敵から分かりにくくする作用があると考えられています。400日の妊娠期間をへて一頭の子供を産みます。子供は誕生後数分で立つことが出来ます。
何年生きるの?
約25年といわれます。30年生きたという記録があります。
身体測定してみると
体長2.2~2.5m
尾47~56cm
体重175~385kg
僕の仲間
ウマやロバなどに近い仲間です。
こんなことをします
- ■ フレーメン
- オスは臭いでメスか赤ちゃんをつくれるのか確認します。その時に良くにおいをかぐために上のくちびるをまくりあげます。
- ■ みんなでにげます
- 群を作っていて仲間が敵を見つけると,みんなで逃げ出します。その時にしましま模様は、敵を混乱させるのに役立つと考えられています。
僕のからだ
- ■ とても良い耳
- 大きな耳で小さな音も聞くことが出来ます。
- ■ ひづめは1つ
- 足のひづめは1つだけです。ひづめはヒトでいう爪が変化したものです。
- ■ カモフラージュ
- シマウマのしましまは敵を混乱させたり,草とカモフラージュさせたりする機能があるのではないかと考えられています。二つの説があります。1.背景(ブッシュ)などにまぎれる擬態(カモフラージュ)2.群れをつくり1頭1頭をみわけにくくする目くらまし。
こんなものを食べてます
- 【一日のごはん】
- 干し草、青草、草食動物用ペレット
一日の行動
朝みんなで展示場をでて匂いを嗅ぎ合ったり体をすり合わせたりして挨拶します。日中は与えられたエサを食べたりひなたぼっこをし、みんなで一緒に行動します。夜間は別々の部屋で寝ます。
- 参考文献&おすすめの一冊紹介
-
他の動物園のチャップマンシマウマ